長期投資家の方が愚かだと思う
逆に、短期投資やデイトレは、リスクを抑えているから、長期投資のようにめちゃくちゃ儲かる可能性は低いけど、長期投資のようにめちゃくちゃやられる可能性も低いということなんだ。
普通の個人投資家は、リスク回避型の人が多いはずだから、投資手法として選ぶべきは長期投資ではなくて、短期投資や「デイトレ」ということになるはずなんだけどね。
例えば、天気予報を考えてごらんよ。明日、明後日程度の天気予報はあてにすると思うけど、(もしあったとしても )5年後の明日の天気予報なんて信じるかい? 同じように、今1000円で売り買いされている株の1分後の株価予測は当たる可能性は高いだろうけど、5年後にその株がいくらで売り買いされているかの予測が当たる可能性はどうだろう?
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デイトレーダーは馬鹿なのか
「デイトレは馬鹿で無責任」とのたまったお役人がいたけど、デイトレーダーは、リスクを最小限に抑えて株式投資を行い、市場に流動性を供給してくれる投資家なんだ。
花の蜜を取る代わりに、受粉してくれるミツバチみたいな存在だ。だから、デイトレーダーは、馬鹿な投資家ではなく、逆に、メチャクチャ賢明な投資家だと思うよ。むしろ、自分のキャパをはるかに超えたリスクを取り続ける長期投資家の方が愚かだと思うね。
評価損を抱えている投資家は馬鹿
はっきり言って、先ほどのお役人さんの例にならって、投資家を馬鹿と賢明に分けるとするなら、評価損を抱えている投資家はお馬鹿さん、評価損が無い投資家は賢明と区別するべきだね。評価損を抱えて、「 自分は長期投資家ですから」 とか、「評価損を抱えていてもいいんです。その会社を応援していますから」とか言っちゃっている人は、とってもおめでたいお馬鹿さんだと思うね。そんなに評価損が好きなら、評価損抱えたまま、投資家の負け組みとしてトレードし続ければいいさ、と言いたくなるね。
だけど、ライブドア・ショック以降の新興市場の暴落や昨年夏のサブプライム・ショック後の日経の暴落で、多くのデイトレーダーが致命的なダメージを食らって市場から去っていたことも事実だ。
でも、長期投資をほざいている投資家の保有株にも多額の評価損が残っていると思うよ。彼ら長期投資家は、評価損を抱えるという致命的なダメージに対して、メチャクチャ鈍感なんだろうね。
それはともかく、当コラムでは、賢明なるデイトレーダーや短期投資家の方のために、役に立つテクニックとか、セオリーなどを紹介していきたいなと思っています。次回は、デイトレ、短期投資向きの銘柄選びのセオリーについて書きたいと考えています。FX
投資で最も大切なことは、なくなってもいいお金で臨むこと!
投資を始める上で、すでに投資を始めているのであればなおさら、最も大切なことは「余剰資金で投資を行う」ということです。極端な話、「なくなってもいいお金で投資は始めるべきである」と私は考えます。
「なくなってもいいお金などこの世に存在しない!」という方は多いと思いますが、そういう方は、相場(投資・投機)の世界には向いていないかもしれません。第10回の記事でも書きましたが、「相場とは、市場参加者同士の金のぶんどり合戦の場」なのです。
誰かが勝てば(資金を増やせば)、誰かが負ける(資金を失う)のが相場です。
たしかに「なくなってもいいお金などこの世に存在しない」と私も思いますが、資金を失う可能性を常に秘めているのが相場です。そして、資金を失っている個人投資家が多いのが相場の現実です。
「余剰資金(なくなってもいいお金)で投資をする」、これが言い過ぎであれば、「当面(今後10年間程度)必要としない貯蓄資金を投資に回す」、これが投資に臨む絶対条件ではないでしょうか。言い方を変えれば、「余剰資金がないのであれば、投資はすべきではない」ということです(ギャンブル感覚で、投機をするのも相場の一面であり、それと自覚して臨むのであれば、問題はありませんが)。 FX
投資に臨むにあたり、まずは相場よりも己の足元を見てみよう!
余剰資金があるのであれば、次に確認しなければならないことは、自身の人生設計、人生観、家族の理解です。
これらを考えず、投資を始めることは無謀かつ危険です。
投資を始める前に、すでに投資を始めているのであればなおさら、まず自身の足元を見つめてみましょう。
個人投資家の多くは、この自身の「人生設計」、「人生観」、「家族の理解」を軽視し相場の世界に入ってくる方が非常に多く感じます。少し相場と離れたお話、「自宅購入などのローンを組む際に「固定金利」を選ぶか「変動金利」を選ぶかと言う問題」を例に挙げてみたいと思います。
この問題を考えるときに、ほとんどの人が、「今後金利が上がるのであれば固定金利の方が有利」、「今後金利が上がらないのであれば変動金利の方が有利」と考えるのではないでしょうか。しかし、今後金利が上がるか下がるかを予想し、固定金利を選ぶか、変動金利を選ぶというのは、きつい言い方になりますが、己の足元が見えていない方の考え方です。 FX
金利が上がるか・上がらないかよりも、まず「自身の職業(自営なのかサラリーマンなのか)」、「所属(自営)する会社の業種、経営内容、将来性」を確認するべきではないでしょうか。
自身の所属する(経営する)会社は、景気と連動する会社の業種、経営内容なのか?
その際、自身の給与が上がるのか?(下がるのか?)
会社利益の給与へのベースアップ、ボーナスへの感応度はどの程度か?
これらを抜きにして、ローンを組む際に、「固定金利がいい」、「変動金利がいい」と騒ぐのは、的外れ、見当違いです。
大雑把にくくると、サラリーマン、自営業者は、以下の4パターンに大別されると思われます。
自身の仕事・収入・将来像を見ず、固定金利を選ぶか、変動金利を選ぶかで悩むことは、外にばかり目が向き、外部要因に振らされ、己の足もとが見えていないということです。
まず、自身(会社(自営)、職種・業種、収入、将来)を見つめ、その後、外(外部環境。上記で言えば、金利という相場)に目を向けるべきと思われます。これは相場における取り組みに関しても、同様なことが言えるケースが多いのではないでしょうか。まずは自身の足元、それから外部環境を考える。この順番を取り違えると、たいてい、相場の世界でも痛い目にあいます。
個人投資家、初心者が陥りやすい相場の幻想FX
相場の世界に入ってくる(入ってきた)以上、資産を増やそうと思い、相場の世界に参入するわけですから、「勝ちたい」「勝たなければいけない」「勝てるはずだ」と考えることは当然です。しかし、「どう資産を増やしたい」、「どのくらい資産を増やしたい」、「どのくらいのスパン(時間・期間)で増やしたい」と考える投資初心者の方は少ないのではないでしょうか。
投資とは資産形成の1つです。プランなくして継続的に自己資産を増やすことは、よほどのラッキーマン以外は不可能に近いという現実があります。
前述した、ローンを組む際の固定金利・変動金利の選び方に関しても然りです。
「ローン=長期の支払い」であることを考えれば、それは人生設計の一部として捉えるべきであり、この(長期の)支払いを軽視・無視して、投資計画を組むべきではないでしょう。投資資金、(人生の)生活資金に影響を与えてしまいますから。
どのように生きたいのか?投資の目的は何か?
そして、それと同じくらい重要なのは、投資プランに組み入れるべき課題は、「自身の人生観」でしょう。「どのように生きたいのか」「投資の目的は何か」、これを抜きにして、投資スタイルは決まりません。
ダメなテクニカル指標というものは存在するのか?
相場分析の1つの手段としてテクニカル分析があります。
どこまでがテクニカル分析で、どこまでがチャート分析かとするのは異論の分かれるところでしょうが、不可分のものとして一緒くたに考えれば、有名な移動平均、ロウソク足をはじめ、ボリンジャーバンド、一目均衡表、MACD、ダウ理論、エリオット波動、酒田五法、エンベロープ、パラボリック、RSI、ポイント・アンド・フィギュア、等々、かなりの数が存在します。
投資家の間では、どの指標が有効か、機能しているかということが度々議論になったりします。この「どの指標が有効か、機能しているか」という議論であれば、それこそ「有効」なのですが、個人投資家の場合、この指標が優秀で、この指標はダメだ、と変な方向に議論が発展する場合があります。
第11回の記事にも書きましたが、相場の見方は千差万別なのです。そして、その見方によって結果が分かれます。同じ指標を見て売買しても、勝者と敗者に分かれるというところが、相場の面白いところでもあり、奥深いところであり、そして恐ろしいところなのです。
私としては、優秀な指標、ダメな指標という区分けは、存在しないと思っています。各指標にはそれぞれの歴史があり特性があり、長所もあれば短所もあります。もしかしたらダメな指標というものも存在していたかもしれませんが、そういったものはすでに淘汰されているでしょう。
つまり存在するのは、「指標の優秀な見方」と、「ダメな見方」ということではないでしょうか。
すべての指標を読む必要はない
数多あるテクニカル指標のすべてを会得することは、非常に難しいと思われます。
「いや、私はすべての指標を知っている!」と言われる方もいるかもしれませんが、知っていることと読みこなせる・使いこなせることには天と地ほどの差があります。
すべての指標を使いこなす天才的な方も中にはいらっしゃるのでしょうが、多くの個人投資家は、すべての指標を使いこなすことは不可能でしょう。
指標を使いこなせる・読みこなせるかどうかは、能力によるものだけではなく、個人の向き不向きということもあります。
酒田五法が好きな人もいれば、一目均衡表が肌に合う人、いやボリンジャーバンドだという人、エリオット波動だという人、人それぞれに向く指標と向かない指標というのは存在すると思います。
私の知っているプロの方は、ストキャスティクスだけを徹底的に読み込むそうです。そして最終的には、他の指標も確認し、自信を確信に変え、手掛けるとのこと。プロでもすべての指標から判断するのではなく、(先ずは)得意なところから読み解いていく方もいるのです。
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